自然に死んでく

昨年、ある方から
おくさまが 入院している話を聞かされた

自宅で、介護保険も使わずに
時々尿失禁したりするけど
トイレの段差やら なにやらを家族で工夫しながら
一緒に暮らしてきた 奥さんが
内臓疾患で 入院して

というところまで聞いていた

先日 その後どうなったか 電話で話を聞いた。

円背がすごすぎて、内臓がくっついてしまったとかで(腸閉塞)
人工肛門にした
そして
そろそろ病気が回復し
様々な施設をいくつか渡り歩いたあと

自宅に引き取りたいという家族の意向を汲んで
人工肛門の管理が大変だから

人工肛門を塞いで、トイレトレーニングをして
家に帰そう
という話になりかけていた
矢先

施設で コロナが流行ってます

と言われて

ある日
「コロナで死にました」

言われて、
先日ようやっと 家族葬をしたところだと。


どうも
その施設ではほとんどの入所者がコロナにかかったんだと

ワクチンは 半年前に打った 
4回目を打ったと。

ええ?

ワクチン打ったんでしょう 

言ったら

あれ 結局 効かねえんだね

結局 私たちに 手間をかけさせずに 天国に行ったんだと
そういうふうに思うことにしている。。と


そんなふうに受け止めて
自然なこと の ように 受け止めて
淡々と過ごしているのか。。


私からみたら 自然とは違う


一年ちかく 入院 や施設を転々としながら
家族とは全く会えず
家族は どうしているかなにができてなにができないのか
どんな治療をされているか など知ることもなく

ある日突然
「死にました」
と言われて

そんな話

まったく、

私が思うに

最後までしゃぶり尽くされて

施設をたらいまわしにして

人工肛門つけて
また戻して
家に返す?

じんこうこうもんつけんなよ
じゃあ

思っちゃいますがね。
事情を詳しく知らないから
なんとも言えないけど

医療処置でさんざん弄んで
家族とも会わせずに、孤独のまま
あの世におくる


心が痛む。

それで、
どうして平気なんだと
平気じゃないやいと言われそうだが

そういう話が
いくつも聞かされると

日本人の心って
そんなに なにも感じない形にされたのだろうかと
思ってしまう。


我慢しすぎて
感じるのを やめてしまったのかな。

感じることを やめたことも 
感じてたことさえも
忘れて 知らんぷりして
自分に嘘をつくのに 慣れてしまったのか。

このような話を まともに出来ない人ばかりで

このような話を まともに 交換できない人ばかりで


まったく、悲しい。

悲しい。

悲しい。